知ってた?!お笑い芸人が監督・製作した映画作品を紹介
・その男、凶暴につき
多くの人が知る、1989年、北野武初監督作品。お笑い芸人だけでなく、映画監督としての成功はここから始まる。
主演・監督を北野武自ら行った処女作でありながら、世の中でかなり話題になった作品である。出演者のほとんどが死んでしまう。なんとも、凶暴というか乱暴というか、一昔前の仁義系映画とも一味違う作品。
処女作でありながら、ちゃんと映画になっているところが、さすが武さんだ。と思わせる。
この作品を含め、現在18作品が公開されています。
・板尾創路の脱獄王
2010年、板尾創路の長編映画初監督作品。昭和初期の時代設定の監獄を何度も脱走する、脱獄囚のストーリー。
脱獄王と聞いて、昭和の初期、実際に4度も脱獄を繰り返した白鳥由栄元受刑者を思い浮かべる人も少なくないだろう。しかしこの脱獄王は、板尾さんが小学生のころに見た脱走物の映画の影響を受けて、制作されたものといわれている。
脱獄を繰り返しては捕まるを繰り返す。最後は脱獄不可能な島へと送られてしまう主人公。彼はなぜ脱獄を繰り返すのか?その目的とは?
この作品を含め、現在3作品の監督作品が公開されています。
・ドロップ
2009年、の品川ヒロシ(品川庄司)の自伝的小説を自らが監督となり、監督映画化した長編映画初監督作品。
大ヒットを記録した小説だっただけに、映画の評価も高い。不良の世界にあこがれを持ち、実際に飛び込んでいく青春を描いた作品。ドロップ公開後の2011年にも、漫才ギャングを公開しており、話題になった。
この作品も含め現在4作の監督作品が公開されています。
・ピーナッツ
2006年、内村光良(ウッチャンナンチャン)映画初監督作品。落ちぶれた草野球チームと商店街の危機を救う、なんだかほっこりする映画作品。
出演者には多数のお笑い芸人が出演。朝ドラの出演からすっかり有名となったムロツヨシも監督である内村さんが覚えてはいなかったが、出演していた。この作品には、カメオ出演している芸能人も多く、どんな芸能人が出演しているのか探してみるのも面白い作品。
この作品も含め現在3作監督作品が公開されています。
・南の島のフリムン
2009年、ガレッジセール ゴリ(照屋年之)初監督作品。誰もが知る、ゴリの地元である沖縄を舞台とした、ラブコメ作品。
作品名である、「フリムン」とは、「愛すべきばか」何とも沖縄の方言とは、どんなことでもかわいく表現してしまうのであろうか。恋と対決とコメディと盛りだくさんの内容。さて、「フリムン」は何に気づくのか。楽しめる作品です。
2018年公開の「洗骨」はモスクワ国際映画祭で上映されています。
この作品も含め現在2作監督作品が公開されています。